猫だらけ旅まみれ

三十路OLの旅Blog。より良い海外旅行の為の、過去の記録とノウハウなど。

スペイン旅行2017春 〜総括編〜

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前回の「計画編(出発する前に考えていたこと)」に続き、今回は「総括編(実際どうだったのか)」をお届けします。引き続き、スペイン旅行もしくは添乗員付きツアー選びの参考になりましたら嬉しいです。

雑情報

旅行期間 2017年4月24日~5月1日
必要経費 254,906円

(内訳)ツアー【h.i.s.】 245,000円
空港諸税等【ツアーに含む】 5,930円
保険【クレジット付帯】 0円
wifi【グローバルwifi】 7,952円(2人)

両替

為替118.30円でレート122.0円(みずほ)
40,260円分=330€

良かったこと

今回の旅行、総括としては「とても楽しかった!!
初めて見るアンダルシア地方の景色はまさにヨーロッパとイスラムの融合!バルセロナとはまた趣の違う独特の雰囲気でした。マラガ、セビリヤ、コルドバは是非もう一度行きたい!そしてサグラダファミリアはやっぱり素晴らしかった。やっぱりバルセロナ好きです。電車もスイスイ乗れるようになったし、また行くぞー!
以下、具体的に良かったことコマゴマ。

・素晴らしいツアーメンバー

こればっかりは事前にどうにも調整出来ないので何の参考にもならないと思いますが、やっぱり欠かせない要素ですよね。
今回は添乗員さん含め22人で、50代前後と30代前後でぴったり半々。この年になるとこんな大人数で行動する事もなかなか無いので、皆で「おぉ~!」とか「わ~!」とか良いながらの観光は修学旅行みたいでなかなか盛り上がる(笑)
実はあわや飛行機に乗り遅れるかもというハプニングがあったのですが、不平不満を言う人も無く皆で乗り越えました。
成田で別れるときにはすごく寂しかった。「またどこかで」って切ないけど良い挨拶ですね。

・気候が調度良かった

4月のスペインは暑くも寒くも無く、フラットな感じでとても快適。雨の合間を縫っての移動で、ギリギリ降られること無く全ての行程を終えられました。(その代わりアンダルシアの景色はほとんど春霞の中。キリッとした「スペインらしい」写真はあまり撮れず少々残念…)

※気温&服装詳細
アンダルシア地方:平均最高23℃/最低18℃
毎日サラファインに半袖のカットソーやTシャツ、ジーパン、ウール混のカーディガンで過ごしました。朝夜やバスの中は冷えるのでこれで調度良かったです。観光中もほぼ脱ぎませんでした。
念のため持っていったウルトラライトダウンの出番は無し。4月でも日差しは強く、とにかく眩しいので帽子(とサングラス)はあったほうが良いかと思います。
意外と昼間より夕方の方が暑い!16時ごろが一番太陽ジリジリです。

バルセロナ:平均最高18℃/最低12℃
随分北なだけあってだいぶひんやりとしていました。ヒートテックのキャミに長袖薄手のセーター、丈長の麻ジャケットを羽織ってましたが調度いい感じ。人によって夜は肌寒く感じるかも知れません。

・日が長い

この時期スペインの日の出は7時、日の入りが21時。これが3月だと19時半には日が沈むので、4月にしたのはグッドチョイスでした。暗いと治安を気にして出歩けなくなるし、例えばミハスに到着したのは19時だったので、3月だったら夜景散策になっちゃってたね、とか。色々と良かったです。

・ヘネラリフェのバラが盛り!

例年より少々早いそうなので、来年も満開かはわかりませんが…母が大喜びでした。

このあたりの楽しかった思い出の詳細や写真はまたいつか、旅行記でお届けできればと思っています。

目論見が外れたこと

良いことばかりではブログの趣旨に反するので(笑)、ここからは目論見が外れたことを少々。

まずなにより…楽しかった楽しかったと言いつつ、やっぱりツアーは忙しい!笑
ここ数回自由旅だったからか、はたまた単純に普段の不摂生が祟ったのか…体力の消耗が激しかったです。

・朝は4時起きで連日の移動
・各都市2時間程度でのみっちり観光
・列に遅れないように写真もパパっと
・どんどん移動するので「疲れたからちょっと休憩」が出来ない
・コーヒー1杯も自由に飲めず
・毎日ホテルが変わるので荷物を出したりしまったり…

早起きといってもせいぜい6時、ゆっくり身支度&朝ごはん、日中は気ままに動き、疲れたらカフェに入って、夜も23時には寝る、という自由旅に比べると、やっぱり桁違いに忙しい。
ただ、だから添乗員付きツアーはダメ!ではないんです。恐らく以下の4点あたりを読み違えたかなと思います。

・観光盛り沢山

これは行って初めて気付いた点なんですが、このツアー、「観光」がかなり手厚くついていました。

ツアー日程の記載が、
コルドバ観光◎メスキータ◎花の小径へご案内します。】の場合は、きっちり観光付き。
コルドバ散策(各自散策)】となっていれば、自由散策。
※ 上記はH.I.S.の場合

観光の場合はガイドさんがついてくれて、街にまつわる色々なお話を聞かせてもらえて勉強になる…
んですが!これ要するにずーーーっと団体行動ということ。悪く言えば、列になって解説を聞きながら街を歩き続けるだけ。好きなところで立ち止まれないとか、写真をじっくりとれないとか、思いの外ストレスがすごかったです。自由時間はどこも15分くらいで、お土産買うか、コーヒー飲むか、トイレに行くか、出来るのはどれかひとつ…!
今まで参加したツアーはほとんどガイド無しの自由散策スタイル=「1時間後にここ集合です!解散!」だったので、完っ全に盲点でした。
勿論、一人歩きが不安だったり、歴史的な背景も知りたいという人にとっては至れり尽くせりだと思いますので、ニーズに応じて選んでください。個人的には今後の最重要チェック項目です。

・乗り継ぎ地獄

ヘルシンキで5時間も時間がある!嬉しい!マラガ25時着!わ~遅いね!って思ってました。そんな簡単なもんじゃなかった。
出発の日は朝5時に起床したんですけど、現地25時って日本時間の翌朝8時なのね…飛行機でもほとんど寝れず結局28時間近く活動していることに…ただでさえ疲れる機内で長時間移動+時差ボケ+翌日は朝から観光のトリプルパンチで最初の数日は屍のようでした。

・少ない移動時間の弊害

移動少な目でラクラク☆その分、観光もいっぱい☆と思っていましたが、逆に言えばゆっくり寝る間もなく観光に借り出されるということです…
はい乗って~!→ウトウトはい降りて~歩いて~見て~!→はいバス乗って~!→ウトウトはい降りて~!!!状態。
これに加えて朝は早く夜遅い…観光が多けりゃいいってもんじゃないですね。お願いだから寝かせて(笑)

・目玉の飛行機移動

飛行機利用で移動時間短縮!のはずが、朝早くホテルを出発して空港まで2時間、チェックインやら何やら1時間、フライト1.5時間、荷物引取りやら何やら1時間、そこから中心地に移動してすぐ観光…と、なかなか時間が掛かるし慌しい。
これなら、ホテル出てバスでずーっと寝てられた方が楽チンと感じる人も多いかも知れません。…でも1日8時間バスはそれはそれで…判断が難しいところ。


以上、当初の計画とその結果の総括編でした。少しでも参考になる情報はありましたでしょうか?
個人的に今回はかなり盛大に目論見を外したので、だいぶ悔しかったです(笑) 次回添乗員付きツアーを利用する時には、必ずリベンジをば。
旅行記はまた追い追い…なんとか早めに…記憶のなくならないうちに…


よろしければ旅行準備のチェックリストもご参照ください😎 nekotabi.hatenadiary.jp