フランス旅行2018春② 2日目 〜東京→モンサンミッシェル〜
ストに振り回された1日目が過ぎ、ようやくフランスへ旅立つ2日目。
5時30分にニューオータニを出発し、道路も空いていた為さくさくと空港まで戻ってまいりました。朝焼けの東京、なんだか良かった。
6時に空港に着き、全員でカウンターへ。チェックイン&荷物を預けて、JALマイルは付きますかと聞いたら…対象になっておりませんと😂まぁ仕方ないですね。
全員の手続きが終わったところで一度集合して、手荷物検査・税関・両替等、この後の流れの説明がありました。あとは飛行機に乗って、パリに着くまでバラバラです。やっと通常のツアーらしい動きになってきた!
飛行機は8時発なので搭乗口に7時15分集合。30分くらいしか時間はないですが、免税店をちょいブラ。何も買いませんでした。今回は物欲が薄い予感。
ロレックスの魚ディスプレイ。
なんせ18時間遅れのフライトの為、通常のスポットは空いていないようで、タラップ車で乗り込みます。
若干機内清掃に時間が掛かったようで搭乗開始が遅れましたが、ほぼ定時に無事出発です。
エールフランスは8年前のフランス旅行以来の利用ですが、快適!良いぞ!
・枕の柄がたくさん😳写真は2種類だけですが、もう1種類確認できました。
・「安全の為のビデオ」が前評判どおりとってもかわいかった。(Youtubeで見られます😎)
・ごはんも(相変わらずロクに食べられなかったけど)美味しかった。カトラリーが赤くて丈夫でめっちゃかわいい。持ち帰って普通に家で使ってます(笑)
朝食?昼食?出発後2時間くらい。チキンの味つけが最高!
到着2時間前の食事。
サラダをパンに挟んでなんとか食べました。右上の赤いやつ、パンナコッタがとても美味しかったです。
これ以外にもキャビン後方にお菓子コーナがあって、ちょっとしたクッキーやスナック、人形焼なんかがあったようです。
・個人モニターが大きく、タッチパネルの感度も良好、何より映画が凄い数!!12時間退屈せずに済みました。
ちなみに行きは怪盗グルーのミニオン大脱走、グレイテスト・ショーマン(2回くらい)、モンスターユニバーシティ、ズートピア(半分)。アニメが充実してるの最高😍
行きも帰りも窓際でなく真ん中の島でしたが、往復とも機体後ろの座席が減るところだったので圧迫感が無かったのも嬉しかったです。しかも行きは隣空席だったので広々でした。ラッキーラッキー🤗
ただ、確かによく言われているとおり、機内は若干寒かったかもしれません。ボアパーカー羽織ってひざ掛け使っても暑いとは思わなかったので。
そんなこんなで13時40分頃?ほぼ定刻でシャルルドゴール空港に到着しました!疲れた!
何かの展示をしていました。ステキ。
何故か優先席の写真がありました。
写真は撮っていませんが、入国審査場がやたら広く、誘導ロープが張り巡らされていました。オンシーズンはここが埋まる?さすが観光大国。
入国審査やら荷物の受取り、トイレ休憩を済ませ、15時、バスに乗って早速移動開始です。
噂のコンコルド。
謎のオブジェ。
空港の敷地を出ると、割とすぐにのどかな田園風景が広がります。
ちょうど菜の花の盛りに当たって、黄色い絨毯みたいになっているところを沢山見れました。添乗員さん曰く1週間前は全然だったそうなので、本当にラッキー。写真では伝わりずらいかもしれませんが、本当に綺麗です。嬉しい。
17時40分、SAで30分の休憩を取ります。結構走ってますね。
SAの中はこんな感じ。売店と、カフェスペースがあります。トイレもキレイです。
SA - Spherical Image - RICOH THETA
外はこんな感じ。広々青々して気持ちがいい。
2日目② - Spherical Image - RICOH THETA
ここで見つけたこのクッキー、小腹が空いてたので試しに買ってみたんですが、美味しいし2枚ずつ個包になってるし最高! モンサンミッシェルで買い増ししてお土産にしました。メールプーラールはありきたりだし…と言う方、オススメです。ただここで買った時は2.2€、モンサンでは1.6€とかで売ってた😳何故観光地のが安いの😂
さて、モンサンミッシェルまでもうひと頑張り。
謎の貯水池。
夕映えの中、モンサンミッシェルが見えてきました!手前には名物の羊。
20時半、今日のホテル「ルレ・サンミッシェル」に無事到着です。日が落ちてきたのもあって少し肌寒くなってきました。
ロビーはなぜか若干エスニック。素敵なホテルです。
このツアー、「対岸からモンサンミッシェルを臨むホテルに宿泊!」と言うのが売りのひとつだったんですが、まぁツアーだし、どんなもんかしら?見えるのかしら?と思っていたんです。その結果がついに出ます…!ドキドキ…廊下をずんずん進んで進んで、一番奥のお部屋。
ガチャリ。
じゃーん!!!バッチリ見え!!素晴らしい!しかもメゾネット!!なんてこったい!予想以上のめちゃおしゃれ部屋でした🙌
さて外が明るいので感覚がマヒしがちですが、もう夜の9時近く。一息つく間も無くすぐ夕飯です。水周りだけ確認してロビーに集合しなければなりません。
でもその前に!日が沈む前にバルコニーで1枚だけ写真を撮りたい!
…とこれが事件の始まりでした…😱なんて引っ張るほどのことではないですが、長くなったので一旦切ります(笑)
フランス旅行2018春① 1日目&2日目の朝 〜@TOKYO〜
鯉のぼりが泳ぐ羽田空港です。
私は本当に追いつめられないと準備が出来ないタチなもので、今回も前日23時〜3時まで仮眠、そこから寝ずに荷造り…始めた段階で半分は終わってたんですけどね?なんでこうなる。
何はともあれ、羽田空港11時半の集合に向けて10時に家を出ました。(しかし自作の旅のしおりをごっそり忘れたことに後から気付く…事前に母にも渡しておいて正解🙌)
そこからは総括編にも書いたとおり、ストに巻き込まれ。空港に着いて、wifiルーターを引き取って、両替を済ませて、早速見たフライトインフォメーションが「翌日運行」…とりあえずHISのカウンターに行ってみたもののバタバタしているので(当然だ)、お茶して待機することに。
カフェ・カーディナルでソイラテ🥤
集合までまだ1時間あったのでMサイズを頼んだら、すごい多かった。アメリカンサイズ?お腹ちゃぷちゃぷです。
ここまで写真全然なくてスミマセン。何故か羽田の写真が鯉のぼり1枚しか無い!💦
11時半になりましたので改めてカウンターへ。
添乗員さんから、ストで飛行機が飛ばないので旅程が変更になる事、1万円の返金をする事の説明がありました。
「ご了承いただければ有難いが、キャンセルも可能です」「ホテルが用意されますが、ご自宅にお帰りになりたい方は?」の2点の確認の後、最終調整の為14時まで再度待機。お昼ご飯用にエールフランスからのミールクーポン1,500円分が配布されて一度解散です。
我々はロビーであーでもないこーでもないと話しながら時間を潰しました。なんせさっきのコーヒーでお腹いっぱいな上、重たいトランク持って移動するの面倒だし、どうせ空港近くのビジネスホテルだろうし、ミールクーポンは夜にでも使えばいいよね、なんて考えてたんです。自宅帰る方が近かったりしてね〜なんて…航空会社の本気を知らなかったもので…勿体無いことした。まぁその分夜ご飯いっぱい食べられたから結果オーライ。
さて14時になりまして、ホテルがニューオータニですよとなりまして!クルーの皆さんが使うようなバス停?からブーンとバスで一路赤坂!(ニューオータニに向かったAFスト巻き込まれ組は観光バス2台分くらいの模様…残りの人達はどこに…)
7,000円のディナークーポンにヒィ🤣となりつつ、チェックインもサクサク済んで、早速お部屋へ。廊下フッカフカ過ぎてトランク引くのが至難の技…普通に泊まればポーターさんがつくので支障無いのかな(笑)
部屋はこんな感じ。
ニューオータニ1 - Spherical Image - RICOH THETA
ニューオータニ2 - Spherical Image - RICOH THETA
水回りに若干のレトロさを感じますが、快適なお部屋です。
窓から東京タワー!下には高速道路!
休憩がてら夕飯の打合せしてたら、ふーっとまぶたが😪なんせ徹夜で準備していたので、寝てしまいたい…しかしそんなもったいない事はできない!
なんでも庭園が素敵だという事なので、ナイスなホテルマンに導かれ、お庭散策へ。
おお!見えました。
確かにこれは素敵です。外人さんも沢山。
鯉がいます。
滝や、竹林も。
さて、そろそろレストランが開く頃です。戻りましょう。
選んだレストランはガーデンタワー40階の「タワー・ビュッフェ」。18時入店。ちょうど夕焼け時、素晴らしい眺望です!
料理も勿論絶品!和食洋食中華エスニックと色々。
ローストビーフが絶品美味しかった…ジューシー…
あと羊のローストとイカと筍の梅肉和えがお気に入りでした。デザートも隙なく美味しかったー
たっぷり2時間もかけてしまいました。
ディナーは大人1名7,300円+ノンアルコールカクテル1杯で8,910円也…これでもホテル内のディナーほぼ最安値です。ヒィ。
でも手が届かない値段ではないので、誕生日とか特別な日にまた来たいなと思います。
ちなみにこちらの窓からは東京タワー。
さて部屋に戻ります。
5128号室、だけど32階?とかだったと思います。
扉も少しレトロ。カードキーじゃなく、鍵です。
夜の東京タワー。さすがにクタクタ。
ニューオータニを満喫し過ぎて、母も私も「フランスに行くの?明日??またまた〜」状態。しかしそんな事言ってられません。明日は5時15分にチェックアウトまで済ませて車寄せ集合。4時起きです。キビシー!
荷物を整えて23時に就寝。
おやすみなさい。
おはようございます。朝靄の東京タワー。
ちゃんと起きられましたよ。お風呂に入って、荷物を纏めて出発です。
館内にはイースターの飾りが。
ラウンジも素晴らしく素敵でした。時間が合わずに食べられなかった、ケーキとサンドイッチのビュッフェが心のこり。
初ニューオータニ、間違いなく今回の旅程で一番いいホテルでしょう🤣
館内が素敵というのもあるんですが、とにかく接客が素晴らしく、お世話になった方皆感じが良かったです。これが一流ホテル…普段ビジネスホテルにしか泊まらないので、すごい非日常体験でした。ありがとうニューオータニ!ありがとうエールフランス!
集合時間の5分前に着いたら、もうみんな揃っていました。
やってしまった😫
バスに乗り込み再びの羽田空港へ。
ついについにフランス旅行が始まります✈️🇫🇷
フランス旅行2018春 〜総括編〜
と、言うわけで帰ってまいりましたフランス周遊!
素晴らしかった〜!カフェの一つも入れなかった8年前と比べて大満喫してまいりました。ご飯美味しいし、人も優しいし、言うことなし!
既に帰国から1ヶ月が経ち、今回こそ、今回こそタイムリーに旅行記を上げるんだ…と強く思いつつ、まずは総括編を書こうと思います。
雑情報
旅行期間 2018年4月19日~4月25日
必要経費 215,199円
(内訳)ツアー【h.i.s.】 179,800円
空港使用料、現地税他【h.i.s.】 10,030円
燃油サーチャージ【h.i.s.】 20,600円
保険【@とらべる】 3,840円(2人)
wifi【グローバルwifi】 5,698円(2人)
両替
為替132.30円でレート136.59円(トラベレックス)
30,050円分=220€
まずなにより…
まんまとストに巻き込まれた(笑)
空港についてフライトインフォメーションを見たら…翌日運航って何?
エールフランスのスト予告に帰国日の4/24が含まれていたので、帰ってこれないかもしれないのは覚悟していたんですが…まさか旅立てないとは思わなんだ。
要するに4/18のストで機体がこっちに来てない → 乗る飛行機がなきゃどうしようもないよねということらしい。ぐぬぬ…
まぁ飛ばないものは仕方ないわけですが、なんせ今回もH.I.S.のお得なプラン。格安航空券ではろくな保証もない?一体どんな扱いを…!!とドキドキしていたんですが、予想に反して超手厚い対応をしてもらえました。
◇ 影響
・フライトが19日14時発から20日8時発に変更
・本来「19日夕方パリ着 → 1泊 → 20日朝からル・アーブル、オンフルール、ブブロン・オン・オージュの3都市を巡り → 夕方モンサンミッシェル着」というスケジュールだったところ、「20日昼にパリ着 → 移動開始 → 夕方モンサンミッシェル着」に…
◇ 対応
・1日目の宿泊と2日目の観光がカットになった分、見舞金として1万円返金。
(オプションの食事を申し込んでいた人は、1食無しになるので+4,000円返金)
(日程が変わるならキャンセルしたいということであれば、全額返金!)
・空港内で使えるミールクーポン1,500円。
(午前11時集合だったので昼食用に)
・本日の宿泊先確保。なんとニューオータニ!
しかも夕食用のミールクーポン7,000円付き! (勿論ホテル~羽田間の往復送迎も付いてます)
(自宅に帰りたい人はそれでもOK)
ね、十二分な対応じゃないですか!
正確には日程変更に対する返金以外はエールフランスからの保証ですが、交渉したのは添乗員さんなのでHIS様々。何ならこんな機会でもなければニューオータニで優雅にホテルステイなんてすることないので、結果オーライどころか最高でした😍
ただ、今回の添乗員さんは50代くらいの男性で、かなりのベテランさん。その人だったから、スムーズな交渉が出来た可能性もある?かも?母曰く、「ストの予告が出てたからベテランが送り込まれたのでは!?」とのこと(笑)
良かったこと
・天気がとにかく良かった
そんなこんなでしょっぱなからすったもんだありましたが、現地に付いてみれば素晴らしいお天気に恵まれた毎日でした。晴れ続きで気温は最高22~27℃/最低12~16℃といったところ。何日かは春を通り越して夏の陽射し!☀️
・服装詳細
最高気温が高めの日:サラファインのキャミソール+半袖のカットソーやTシャツ+長袖の薄手カーディガン+ジーパン。ストールも持ち歩きましたが、使う機会無し。
最高気温低めの日:ヒートテックのキャミソール+七部袖のTシャツ+長袖のカーディガン+午前中は薄手の上着。ストールは巻いたり巻かなかったり、といった感じ。
※いざ冷え込んだ時の為に裏ボア付きのパーカーを持っていきましたが、機内、モンサンミッシェルの夜、バスの中なんかは寒かったので役には立ちました。が、とにかく重くてかさばる…次回以降要検討。
・ツアーメンバー
27名というほぼ上限の大所帯!
ですが、ほぼ自由行動だったこともあって特に不便は感じませんでした。バスも余裕で1人2席利用可。男女比1:4、若手年配比率2:3くらい?今回は団体行動が少なかったので、さすがにちょっと曖昧です…
・「モネの庭」探訪
無事に成し遂げました!🤗 🙌
やはり国鉄ストの影響が有って滞在時間は当初予定していた半分になりましたが、晴天だったのもあって最高に気持ちよかった。詳細はまた旅行記の方で書こうと思いますが、電車も案外簡単に乗れたので、今度は是非とも睡蓮の咲いている時期に行けたらなぁと思います。
・クロワッサン
というかパン全般、やっぱり美味しかった。パンオレザンとかもう最高…!そして日本と比べて安い気がします。母も褒めてた、よかった!
・セパレート足置き
これも今回初めて導入した機内グッズです。商品リンク後で貼っておきますが、足が自然な状態になってなかなか快適。いいです。
・トラベルケトル
今回行ったホテル、ポットありました…が、悔しいので自前のものを使用しました(笑)
便利!すぐ沸く!初日とか最終日近くとか、どうしてもお味噌汁が飲みたくなったり、部屋食する時にスーパーでインスタントスープ買って飲んだりするので、ホテルにポットなかったら…というのは意外とストレスなんです。思い切って買ってよかった。トランクの中でも意外と嵩張らないし、これはいい買い物。
・uber
パリはuber使えます!
滞在中17時頃と21時頃の2回使いましたが、呼べば2〜3分で来てくれました。
電車の無いハワイと違ってパリにはメトロがあるので、それに比べると勿論割高なんですが、体力温存したい時や夜遅くなった時など、無闇に歩き回る必要無く、ココtoドアで連れて行ってくれるのでやっぱり便利です。
目論見が外れたこと
・モンサンミッシェルはガイドなし
「散策」でも「各自入場」でもなかったのでガイドありだと思い込んでたんですが、入り口までは添乗員さんが引率、そこからは自由散策でした。改めて日程表を見ると、モンサンは「修道院へご案内します」、ヴェルサイユ宮殿は「日本語ガイドがご案内します」…うむ、確かに?
個人的には自由時間が増えれば増えるだけ嬉しいので、目論見が外れたとは言え無問題ですが🙆♀️
・ヴェルサイユ宮殿はイヤホンガイドなし
なかったんです…館内はすごい人だったので、ガイドさんのお話ほぼ聞こえずでした。残念😂 解説が聞こえないのに自由にも歩けないという中途半端な状態だったので、イヤホンガイドありでキッチリ勉強になるか、潔く自由散策か、どっちかがいい。
・飛行機用耳栓、アイマスク
結論から言うと、いらないかもしれない…
今回機内も着陸後も比較的気分よく過ごせたんですが、これらのアイテムのおかげか、単に体調が良かったのか判断がつきません(笑)
耳抜き無しでも耳の奥がプツプツいわなかったので、耳栓は恐らく効果有り。ただ、当たり前過ぎてビックリするほど気付かなかったんですが、これしてると映画見れないんですよ💀
効果有りといっても個人的にはガム噛んでるのと同程度なので、映画見れないデメリットの方が大きいかな~。
アイマスクも同じく、つけてると映画見れないし、見てるうちにウトウト~っと寝てしまうので着ける暇がなく…ただクビにかけているだけでした(笑)
ただ、フライトの時間とか体調とかでいつか恩恵を得ることもあると思うので今後も連れて行こうと思います。嵩張るものじゃないし。
・マイル付かなかった…
エールフランスはJALのマイルが付く場合もあるということだったんですが、きっちり対象外でした。ツアーだから予約クラス低いだろうし、大して期待してない…といいつつ、ちょっとショック!私の13,000マイル😂
以上、ざっとこんな所でしょうか。
スト巻き込まれという事件はあったものの、今回は割合思惑どおりに事が運んだ印象でした。満足!
途中で思いついた事があったら追記もしていきますが、次回からは旅行記に取り掛かろうと思います💡
よろしければ旅行準備のチェックリストもご参照ください😎
nekotabi.hatenadiary.jp
フランス旅行2018春 〜⓪ 2日目の朝〜
フランス旅行2日目の朝、羽田で迎えています。
えぇ、まんまとストに巻き込まれて、都内で優雅にホテルステイをしておりました🤣
日程2日目、北フランスの街3箇所の観光がまるっとキャンセルになりましたが、気を取り直して行ってまいります!🇫🇷
フランス旅行2018春 〜計画編〜
今年の海外旅行第1弾は北フランス周遊。
当初はノルウェーでフィヨルド観賞を目論んでいたのですが、良さげなツアーを見つけてしまったので。フランスは母の行ってみたい国リストに早い段階から入っていたのですが、いざ行こうと思ったらテロが起きて後回し後回し…実に3年越しの実現となりました。(ちなみにフィヨルドは30万越えの旅費に怖気づいて来年以降に持ち越しです笑)
ツアーの内容はこんな感じ↓↓↓
羽田からの直行便、自由時間が多くて食事が付かない、ホテルランクが良い、という個人的に願ったり叶ったりのプラン。これで1人20万(諸税込み)なら妥当かと。
でも昨年のスペイン周遊が成田からの乗り継ぎ便、観光ぎっしり、ご飯付き、ホテルランク良しで25万なのを考えると、羽田直行便ってやっぱり高いんですね。
・今回、母たっての希望で「モネの庭」訪問が必須ミッションなのです。自由時間いっぱいあるし、オプショナルツアーで何とでもなるさと思っていたら、なんと日本語のオプショナルツアーは軒並み4月最終週からの開始でギリ被らないという!大誤算!英語ツアーはあったけど、ガイドさんの話がほぼ理解できないだろうから勿体無い。かといって旅程を5月に変更するのも無理…だったので、電車で自力到達を試みることにしました。めっちゃドキドキする…! とりあえずモネの庭の事前予約はしたし、電車とシャトルバスの時刻表は調べたので、あとはもうなるようになるだろう。
と思ってたら、ここにきてエールフランスとフランス国鉄のストライキにドンピシャなことが判明💀 とりあえず出発の日は問題無さそうですが、帰国便は不明。モネの庭のあるジヴェルニー 行きの電車も、調べた限りでは走りそうですが、よくわからん!ここぞとばかり添乗員さんに相談しようと思います🙃
しかし初のスト遭遇なので、何が起こるのか楽しみな気持ちもw
・8年前に行った時に、クロワッサンがあんまりにも美味しくて感動したので、母にもそれを体験して欲しい…と思う傍ら、今食べたらそう美味しくも感じないのかな、と少し不安(笑)
・いつも機内でよく眠れず、最初の数日は屍状態なので、飛行機用の耳栓、アイマスク、風邪薬を持ち込む予定。効果のほどは?
・新たに購入したトラベルケトルと機内用足置きの使い心地が楽しみ。
とりあえずの目論見はこんな感じ。 先日最終日程表が届いて、利用ホテルも判明しましたが、イビスとホリデイインなのでザ・ビジネスホテル。「オペラ座が目の前」とかの面白さは無いですが、文句無し!安定が一番です。
洋服以外の荷造りは終わりました…がこからが長いんですよね😅
海外ツアーの選び方3 ~あなたに最適なプランを見分けるチェックポイント5つ~
引き続き、海外ツアー選びのチェックポイント解説です。
1はこちら。
nekotabi.hatenadiary.jp
2はこちら。
nekotabi.hatenadiary.jp
引き続き、情報はヨーロッパ・HISをベースにしています。
今回のもくじ
ポイント④:旅行条件から読み取る情報
日程表ほど内容に直結するわけではないですが、旅行条件にもやはり気になる情報は多いです。確認したい箇所は以下の4つ。
(1)ホテル
(高い) ランクが高い、立地が良い > ランクが低い、立地が悪い (安い)
(少し高い) ホテル指定 > ホテルランクのみ指定 (安い)
ホテルランクは建物の新旧、設備(部屋の広さ、エレベーターやバスタブがあるか等)、ブランド、立地などを考慮して、旅行会社ごとに決められています。
HISのホテルランクは下からエコノミー/スタンダード/スーペリア/デラックス/ラグジュアリーの5段階ですが、ツアーによってはCクラス、Bクラスという表記をされている場合もあり、HISのホテル詳細ページでは王冠表記👑です。分かりずらいですね!
それぞれの表記の相関と、ランクごとのイメージは以下のとおり。ざっくりな表現の上に経験則で恐縮ですが、概ね間違ってないかと思います。
エコノミー(王冠1):ホステル
スタンダード(王冠2)(Cクラス):安めのビジネスホテル
スーペリア(王冠3)(Bクラス):小綺麗なビジネスホテル
デラックス(王冠4):良いホテル
ラグジュアリー(王冠5):格式高い老舗ホテル
安めのツアーであっても意外とキレイなホテルが多いですが、大体驚くほど立地が悪いです。東京(ただし宿泊地は神奈川)みたいな感じで、「チェックインして解散になったらちょっと東京タワー見に行こう!」が難しい距離。
そして国によってなのかツアーの値段によってなのか、古いホテルにあたることも勿論あります。なんとなく薄暗い、壁紙がパリッとしてない、湿気くさい、ベッドカバーのセンスが古臭いような…ああ予算のバランス取ってるんだなってところ(笑) でも虫が出るとかシーツがベタベタとか、「ここではとても寝られない!」というような酷さではないですし、特に添乗員同行ツアーだと夜遅くに帰ってバタンキューと寝て、次の日には朝早く出発するだけなので、それで安いならいいかなと個人的には思います。逆に1都市滞在(ハワイとか)で連泊する場合は、少し上乗せしてもホテル重視したいですが。
ランクのみ指定のツアーであっても、候補ホテルの一覧は大体付いています。が、場合によっては大量のホテルが載っている上に、同じクラス内でも結構ピンキリ。頑張って調べたところで「AホテルかCホテルならいいけどBホテルは古そうで嫌だな~で、どこになるかしら?」→初めに戻るのがオチなので、どのホテルになっても楽しむ覚悟をするか、ランクを上げるか、ホテル指定になっているツアーを選ぶほうが早いです。
(2)食事
(高い) 付く > 付かない (安い)
*朝食
大体のツアーで付いていますが、特にパッケージツアーでは無い場合もあるので、必要に応じてよく確認して下さい。また一言で朝食といっても、プランによっては種類が指定されている場合も有ります。
・コンチネンタルブレックファスト:火を通す必要の無いメニュー(パン、ハム、チーズ、ヨーグルト、コーヒー、紅茶等)
・アメリカンブレックファスト:上記+ベーコン、スクランブルエッグ等のホットミール
*昼食、夕食
昼夜はプランによってまちまちです。
・パッケージツアーでは付かないと思っていいかと思いますが、場合によってはミールクーポン(指定されたレストランで提示すると決まったメニューが出てくる)が付いていることも有ります。
・添乗員同行ツアーの食事は「大人数に、短時間のほぼ同じタイミングで料理を出す」と言う制約があるので、簡単な料理しか出ない、いかにも作り置き、煮込みすぎ焼きすぎちょっと冷めている等の欠点は仕方ないと思いましょう。(少人数高価格帯のツアーではそんなことはないのかもしれませんが…)
添乗員同行ツアーの場合、朝食はそれぞれで取りますが、昼食夕食はツアーのメンバーと相席になります。全く会話をしないわけにもいかないので、せっかくの食事なのに妙な緊張感…と言うわけで個人的には食事は付いてない方が断然嬉しいです。周りに気の効いたレストランがない場合も有りますが、スーパーのお惣菜もまた楽し。
(3)航空会社
(高い) 日系航空会社 > その他 (安い)
・マイル狙いの場合は勿論、日系の航空会社が良いとか、このエアラインは前に不快な思いをしたから嫌だというような希望があればチェック。
・航空会社未定というプランもよくあります。確定は出発の直前=ギリギリまで時間が出ないので予定が定まりません。「空港近くに前泊するか」「会社帰りで間に合うか」「送迎の手配」等の判断が難しいです。
・未定とはいえ、「全日空、ハワイアン航空のいずれか」といった形で候補は書いてあります。そこを見て「どれになってもいいや」と思うなら問題なし。
・スケジュールも候補に挙がっているエアラインの時刻表を検索するとある程度はわかったりします。「どの会社も21時以降の出発だから問題ない」「B社に当たると会社帰りは厳しそう」等。
・ビジネスクラスやプレミアムエコノミーを使うようなツアーも沢山有りますね。日系のビジネスなんかは一介のアラサ-OLには尻込みする高さですが、海外の航空会社のものなら意外とお徳に乗れるものもあるみたいです。
(4)最少催行人数
(高い) 少ない > 多い (安い)
パッケージツアーは予約代行だけなので基本的に1名から催行しますが、添乗員同行ツアーは最少催行人数に達しないとツアーが開催されません。
大人数でにぎやかな方がいいとか、少人数でゆったり回りたいとか、希望は人それぞれだと思いますが、一般的にツアーでは人数が多いほうがデメリットだと言われています。参加人数が多い場合、何をするにも余分に時間がかかるからです。集合、食事、トイレ休憩、観光地で写真を撮ったり撮られたりするだけでも少しずつ時間が伸びて、その分は観光時間を削る形で帳尻を合わせる事になります。バスの運転手さんの勤務時間も決まっているので、夜ホテルに着くのを遅くして観光は予定通りの時間確保…と言う事はまずありません。
そこで参考にしたいのが最少催行人数です。旅行会社側が最終的に何人を上限にしているかは公表されていないので、気休め程度ではありますが…ある程度の目安にはなるかと思います。
HISの添乗員同行ツアーの最少催行人数は大体15名で、私が過去参加したツアーの最終的な人数はいずれも20名前後でした。他社で旅行に行った友人曰く、最低催行人数25名のツアーは最終的に35名だったそう。
勿論メンバーの人柄に左右される部分も多いと思いますが、20人なら行程も時間どおり進み、バスも1人2席広々使えました。
ポイント⑤:見えないコストカット
目をつけたプランをポイント①~④の目線で確認した結果、「内容はほぼ変わらないのにAツアーよりBツアーの方が○万円も安い」なんて場合には、見えない部分でコストカットされている事を覚悟していきましょう。予想さえしておけば「出た!やっぱコレだった!」と楽しめるし、なにもなければラッキー✨だしで意外といいイベントになります(笑)
工程表や旅行条件で確認できる部分ではないので、正直根拠は薄く、特に後半は根拠ゼロです。あくまでも「これだけ想定しておけば大丈夫だろう」という、心の準備ということで…
・ホテルがイマイチかもしれない。
同じホテルランクではあるけれど、明らかにハズレ…というところが割り当てられるパターン。市内から遠くて狭い上に新しくもないとか、見晴らしの悪い部屋だとか。
・食事がまずいかもしれない。
ポイント4の(2)に書いたツアー特有の「いっぺんに沢山出す」のが理由の欠点以外に、そもそも予算削減で味がイマイチなパターン。
・ブッキングクラスが低い航空券かもしれない。
座席の事前指定が出来ず同行者と席が離れる可能性有り、窓側通路側が選べない、マイルの付与率が悪い、遅延発生時など緊急時の対応が悪い、等。
隣席確約ツアーでなくても、今まで同行者と離れた事は有りません。が、それはあくまでも運が良かったとか、添乗員さんや航空会社のスタッフさんが上手く采配してくれた結果であって、可能性はゼロではありません。
・移動中に土産店への立ち寄りがあるかもしれない。
特に格安ツアーで多いそうですが、行程中に旅行会社と提携しているお土産屋さんに立ち寄ることがあります。そこで我々が買った分の何割かが旅行会社に還元されるので、ツアー代金を安くできる、という仕組み。
強制参加で時間が取られる!街中より高い!ということで嫌う人が多いそうですが、ツアーで行くとなかなかゆっくりとお土産を見る時間もないので、個人的には嫌な感情はありません。過去イタリアで2回ありましたが、長時間のバス移動の合間に休憩がてらという感じだし、広く浅く良いとこ取りの品揃えをしてくれてるし、色々試食もさせてくれるしで、むしろラッキーイベント。
ただ確かに国によってはかなり強引なセールスをしてくるとも聞きますので…その辺りは皆様の口コミを参照して構えましょう(笑)
・事務的な部分での経費削減かもしれない。
窓口やコールセンターの人が不親切だったり、問合わせへのレスポンスが遅かったり、緊急事態に限って対応が悪かったりするかも。
送られてくる書類が印刷された冊子じゃなくて、白黒コピーだったりするかも。
・真のお得パターン
仕入れの関係、採算度外視のセール商品だった、会社の規模や得意とする方面、交渉力の差、等々…で単純にお得なパターンも中にはあるはず。多分。
まとめ
さて、やっと最後まで辿り着きましたね…ここまで5つのポイントを解説してきましたが、いかがでしょうか?これだけ情報があれば、自分の希望に出来る限り沿ったプランが選べるような気がしてきませんか?
最後に5つのポイントを使って、ちょっと実際のツアーを見てみようと思います。例えば「イタリア/4都市周遊/8日間/添乗員同行/4月発」のツアー。今検索したら13万円の格安ツアーから35万円の高額ツアーまでありました。それぞれの内容はこちら↓
いかがでしょうか。やはり13万は13万なりの内容だし、35万は35万相応の至れり尽くせりっぷり。見事なまでに「良くも悪くも値段なり」です。
では13万のツアーは「値段が安いばっかりで満足出来ない最悪のツアー💀」か?というとそういうことでもないですよね。美術館や教会に興味が無いとか、大勢での食事が苦手な人にとっては、この高額ツアーは「大金を出して窮屈な思いをしにいく」ようなものです。たとえ古いホテルで寝ることになっても、のびのび自由に行動できる格安ツアーのほうが満足できる可能性は大いにあります。
そして勿論、ツアーはピンとキリだけではないですから、35万のツアーはオーバースペックだし、かといって乗り継ぎ便はなぁ…と思うなら、直行便利用で20万のツアーを探せばいいんです。20万でもちょっと…でも直行便も捨てられない…というなら出発時期を4月から冬に変更すれば解決です。
全てはバランス。妥協出来ない点にはお金を払い、不要なものは切る。最初に書いた通り、それがあなたにとって最適で最もお得なツアーを探すことに繋がります。是非納得のいくプランを見つけて、覚悟を決めるところは決めて、楽しい海外旅行をして下さい✨
《さいごの追記》
採算が取れないとか、ニーズの少ないようなツアーは、残念ですが商品になりません。いざ調べてみたら、Aツアーはココが足りないし、Bツアーはアレが余分だし…正直どれもこれもしっくり来ない!ということもあるかもしれません。そんな時には諦めも必要です…いらない物にお金を出すか、妥協したくないけど妥協するか。
若しくはそれをきっかけに個人旅行の世界に足を踏みいれるのもありかもしれません😎
海外ツアーの選び方2 ~あなたに最適なプランを見分けるチェックポイント5つ~
前回に引き続き、海外ツアー選びのチェックポイント解説です。
1はこちら。
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引き続き、情報はヨーロッパ・HISをベースにしています。
今回のもくじ
ポイント③:日程表から読み取る情報
旅行中の観光内容や移動手段等、メインの情報はやはりここに詰まっています。 特に添乗員同行ツアーでは旅行中の行動が全て決められているので、その内容が自分の希望するスタイルに合わないと「慌ただしくて疲れた」「物足りない」等のモヤモヤに直結する可能性が高いです。
(1)利用便
(高い) 直行便 > 乗り継ぎ便 (安い)
(高い) 例えば羽田 > 例えば成田 (安い)
*直行便?乗り継ぎ便?
【 乗り継ぎ便、羽田7時発→ローマ19時着 】と聞くと「あら、意外と短い?」なんて勘違いしがちですが、イタリアの19時は日本の27時。出発から20時間後です。直行便なら13時間で着くので、往復で考えると結構な差になりますね。直行便なら5泊7日のところ、乗り継ぎ便は4泊だったりすることもあります。
※ ただしそもそも直行便がない/少ない都市もあるので注意。
・たとえ直行便でもフライトが長時間になるなら、乗り継ぎを挟んで1度飛行機から降りた方がリフレッシュになることもあります。(15時間のフライトはだいぶ辛かった)
・乗り継ぎ空港が自分にとって魅力的な場合もいいかもしれません。ドバイに行ってみたかったからカタール航空利用は願ったり叶ったり!とか。(ただ空港の外に出るのは難しいですが…)
※ 個人旅行の場合も、 安い航空券は時間が悪かったり、乗継があったりすることも多いです。わっ安い!と買ってしまったが最後、すぐにキャンセル料がかかることがほとんど…どうぞ慎重に確認なさって下さい。
*出発空港によっても価格が変わります。
関東で言えば成田発より羽田発の方が大体高いんですが、立地や国内線との接続もありますし、羽田は深夜発が多いので「会社帰りでも大丈夫!」=有休が1日減る、というのも強いようです。
・空港が原因の価格差がメリットになるかどうかは、当然ですが個々の生活圏によります。 自宅から成田空港まで2時間半かかる私の場合、空港集合時間によってはかなり早朝に家を出ることになります。帰国後も疲れた身体と荷物を引きずって2時間半。つらいです。そして重い荷物を持っての乗り換えが嫌でついリムジンバスを使ってしまうのですが、その交通費が往復で5~6千円。こうなると1万円安いくらいでは成田を選ぶメリットはありませんよね。
目先の金額に惑わされず、自分の生活圏と体力とお財布と、是非総合的に判断してください。
(2)現地での滞在時間
(高い) 滞在時間が長い > 滞在時間が短い (安い)
同じ3日間のプランでも、【到着が1日目の夜、出発は3日目の朝=滞在1.5日】と、【到着が1日目の朝、出発は3日目の夜=滞在3日】では大きな差があるのは一目瞭然。
・ギリギリまで仕事があるなら出発時間は遅い方が嬉しいし、帰国が日曜日で次の日から仕事なら早い時間に帰ってこられる方が嬉しいかもしれません。
※ 亜種としてフライト未定のパターンもあり。いざ決定した便をみたら予想より滞在時間が短かった…という可能性もあります。(航空会社さえ確定していれば、時刻表チェックである程度の予測は可能。)
(3)時間割のチェック
*それぞれの都市・施設の割り当て時間
30分、1時間、半日、終日…と幅があるので、目当ての場所に少しでも多く時間が取ってあるプラン、同時に興味の無い場所は極力少ないものを選びたいところ。
・自由時間1時間は目安として「サッと観光」「お土産を見る」「カフェで一息」のうち、駆け足で2つ出来るくらいの時間です。集合場所から目的地までの往復時間やトイレで15分は消えると思っておいた方が安心ですし、添乗員同行ツアーでは他の参加者に迷惑をかけるわけにいかないので、あまり攻めたスケジュールは立てられないですね。 ※ ちなみに「サッと観光」=教会をちょっと覗くとか、大通りを散策、有名なモニュメントで写真を撮るくらいの、行ったらすぐ見れるイメージのもの。見所沢山とか、順路があるとか、階段で鐘楼に登る等のもう少し複雑な内容になると、1時間では難しいかもしれません。よくよく下調べして、脇目も振らず一点狙いならギリギリ?
*観光の密度
各都市短時間でいいから、あちこち沢山の街を回りたい?それとも数は少なくていいからそれぞれの街でゆっくりしたい?当然個人差がありますが、個人的には多くても1日3都市が限度かなと思います。
イタリアで1日に4都市回った時には、朝早くから行動しているのでとにかく疲れるし、訪問先が多い分各都市の割り当て時間も少ないので、30分ぶらぶらする為だけにバスから降りて駐車場から歩くのが嫌になっちゃいました。冬だったので最後の1都市になると外は真っ暗だし、もういいからバスで寝かしといてくれないかな…状態。多ければいいってものでもないですね。
(4)観光スタイル
(高い) 入場観光が多い > お連れします観光 > 自由散策 (安い)
*自由散策
・ 日程表には、都市名+「自由散策」「各自散策」「散策」「ご自身で散策いただきます」等と表記。
・ 1時間なら1時間、自由に歩き回ることができます。お目当ての施設に行くもよし、ショッピングするもよし、カフェで休憩、写真撮影、何でもOK!
・ 逆に言えば、「言葉も分からないのに1人で回れない」「何をしたらいいかわからない」と言う方が自由散策を選んでしまうと不満が残るでしょう。(場合によっては、添乗員さんが「ご希望の方は○○寺院と△△広場にお連れします」とモデルケースを案内してくれることもあります。絶対ではありません。)
*お連れします観光
・ 日程表では、施設名(◇◇宮殿、□□教会)+「~にお連れします」「~にご案内します」等と記載。現地のガイドさんがついてくれる場合と、添乗員さんが対応する場合の2通り有ります。
ヨーロッパでは基本的にライセンスを持った人しかガイド行為は出来ないので、「お連れします」観光がある=ガイドを雇っている=自由散策より高くなるわけです。添乗員さんが対応する場合には文字通り「お連れ」するだけで、現地での解説などはありません。(道中、バスの中で話してくれることはあります)
・ 一言で「お連れする」といっても、大きく分けて3つのパターンがあります。
<車窓観光>
バスから「左手に見えますのが東京タワーです」のスタイル。
<外観観光>
バスから降りて東京タワーの麓まで行きます。入場はしません。外から見るだけです。
<入場観光>
東京タワーの展望台までいきます。ツアー料金に入場料が含まれることになるので、入場観光が多い=ツアー代金アップ。(ただ団体料金が適用される場所もあるので、個人で行くより割安な場合も)
・ 歴史的背景や街の小話なんかも聞けて、至れり尽くせりなお連れします観光ですが、なんせ団体行動なのでNO一休み!NO寄り道!珈琲休憩もちょっと一服もNG!です。ある程度自力で見て回れる人はフラストレーションが溜まる可能性があります。
・全員で観光した後に少しでも自由時間があればいいのですが、予定の場所の観光が終わったらトイレ休憩10分でバスに戻って次の街へ=決まったルート以外全く歩く暇なしと思っておいた方がいいです。
・ イヤホンガイドがあると尚良し。小型のトランシーバーのような機械でガイドさんの解説を聞くので、周りがザワザワしてても聞き取りやすいし、ガイドさんにピッタリ付いてなくていいので多少行動に自由が効きます。ただ、声が聞こえるからってフラフラしてると、ツアーの皆が遠くに…なんてこともありますが(笑)(イヤホンガイドの有無がツアー情報に載ってるかはマチマチな気がします…曖昧ですみません)
・ 旅行会社は幅広い年齢を想定してツアーを組んでいるはずなので「付いていけないほどハード!」ということはないと思いますが、不安のある方は日程表に載っている「歩く度」等の指標も合わせて参考にしてみてください。
(5)移動手段と所要時間
(高い) 電車や飛行機もあり > ずっとバス (安い)
周遊ツアーは「1週間で日本列島いいとこ取り」みたいなことなので、移動時間がそれなりに長くなるのは仕方ありません。
添乗員同行ツアーの基本はバス移動になりますが、中には電車や飛行機を使って移動時間を短縮し、その分観光時間を増やしているツアーもあります。勿論料金は上がるので、節約をとるか時間を取るか、お財布と相談しながら落としどころを探しましょう。
ただ、ツアーでの海外旅行は本当に疲れます。慣れない環境と時差ボケと旅行特有のテンションの中で、連日朝から晩まで動き回っているので当然です。長い旅程のうち1日くらい長時間の移動があると、身体が休まっていいという考え方も大いにありだと思います。
・現地での飛行機移動はとにかく慌しいのであまりオススメしません…
例えば大阪~東京間の所要時間はバス8時間、新幹線3時間、飛行機1時間半です。飛行機が圧倒的に早いように感じますが、これはあくまでも機内にいる時間。甘く見積ってもフライト時刻の1時間半前には空港にいる必要があるので、それだけで新幹線とトントンです。 その上チェックイン&トランクを預けて、手荷物チェック、広いターミナルを歩いて搭乗、離陸すれば寝不足の身体に気圧の変化がジワジワと効き、窓の外は当然空なのでその国ならではの景色も特に見えず、到着したら荷物を引取るまで30分待機…といった調子なので、乗ってしまえば3時間自由時間、車窓も楽しめて、下りたらバスに乗るだけ!の新幹線の方が100倍ラクじゃないかなと思います。 ・念のため、バスの移動のいいところもアピールします。
所要時間8時間!?絶対無理!と思いますが、まずバスはホテルの前に止まるのですぐ乗れます=すぐ寝れます。恐らく、飛行機や新幹線ではカットされる名古屋あたりでお昼ご飯がてらの観光があるでしょう。勿論車窓は満喫し放題だし、何箇所かSAにも止まります。時間がたっぷりあるので、今日までの出来事や写真を整理するのもいいかも。着いたらもう今夜のホテルの前。夜ご飯を食べ、明日からの観光に備えておやすみなさい、と言う感じ。どうでしょうか?それで他のツアーより安いなら、そう悲観するほどではないかなと思いますが…やっぱり味気ない?🤔
(6)特典/クーポン等
(高い) 付く > 付かない (安い)
飛行機で同行者と隣席確約、バスタブのあるお部屋確約、△△美術館夜間貸切、☆☆のクッキープレゼント、トロリー乗り放題、高評価添乗員の同行確約、ディナークーポン付き 等々、プランによって色々あります。
添乗員同行ツアーでは空港~市内間の移動も当然行程に含まれていますが、パッケージツアーではそうとも限りません。空港~市内間の送迎が付いてるもの、付いていないもの、往路だけ、復路だけ、と商品によって様々です。
現地の交通事情や治安、荷物の大きさ等を考えて、自力で行くのが難しそうであれば、送迎のオプショナルツアーを利用するのも手です。お金は掛かかりますが、口コミを読めたり、日本にいるうちに事前に代金の支払いが出来たりするのがメリットかと思います。ホノルルの送迎はHISでつけるよりオプション使った方が断然安かったこともあるので、選択肢として是非。
長くなりましたが、これでポイント③おしまいです。④と⑤はまた次回!